親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰野村美月

ライトノベル作家氷室冴子氏やライトノベルの草分け的存在の新井素子氏の作品に影響を受けている。

小6の娘が小説をよく読むのだが、軽く読めるものをと見かけたので私も便乗して読んだ。

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向井弘凪は高校生。

親友の相葉遥平とは幼馴染で小学2年からの付き合い。部活も中学から一緒でバレーボール部。

遥平は明るく、気さくで女子にも昔からモテる。

弘凪はそれなりで目立たない。

10月に入って秋が深まり始めた頃、遥平が弘凪に彼女ができたと報告してきた。

弘凪と遥平は中学の頃の恋愛に苦い思い出があって、遥平は彼女を作らないできたのだが、遥平が彼女を作ったのならと弘凪も自分の片思いの相手に近づこうと決意した。

彼女とは毎朝同じ電車で、同じ車両に乗る。

同じ制服を着ていて、スケッチブックを抱えて、文庫本を手にした透き通った目のきれいな女の子だった。

彼女が持っている文庫本は、弘凪の好きな本ばかりで気になっていた。

遥平の報告の次の日、彼女に話しかけようと朝電車で彼女を待っていたが乗ってこなかった。

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ライトノベルに王道(らしい)三角関係。

タイトルで内容が大体わかってしまうが、意外に主人公の親友遥平の心情や考え方が複雑。

場面の盛り上げ方がうまいだけれども、私が手に取ったのは第1刷だから?

誤字がひどい。

登場人物の名前が重要な場面で間違っていたり、重要なセリフの抜き出し部分で脱字があったりと、軽く3所はあった。

もっとあったと思う。

読者が気付くか試しているのだろうかと思うほど。

せっかくの盛り上がったシーンでこれでは残念すぎる。

ライトノベルだからいいという事なのかわからないが、どうなんだ?これは。

せっかく物語にのめり込めそうな部分でガックリ。